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そのパスワード運用、本当に安全ですか? メールの添付ファイル送信を見直すべき理由
公開日:2026.04.30
更新日:2026.04.27
コラム
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PPAP対策メールセキュリティ
目次
こんにちは。株式会社クオリティアです。
メールでZipファイルを送り、別メールでパスワードを通知する――いわゆる 「PPAP」 という運用は、多くの企業で長年使われてきました。
しかし近年、「PPAP パスワード」というキーワードで検索される機会が増えていることからもわかるように、その安全性や妥当性に疑問を持つ方が増えています。
本記事では、
- PPAPで使われる「パスワード」の問題点
- なぜPPAPがリスクとされるのか
- 代替手段として何が求められているのか
を整理しながら、パスワードレスでPPAP対策ができる現実的な方法について解説します。
PPAPとパスワード運用の基本を整理する
PPAPとは、以下の流れでファイルを送信する運用を指します。
- Zipファイル(パスワード付き)をメールで送信
- 別メールで解凍パスワードを送信
一見すると、「ファイル本体とパスワードを分けることで安全性が高まる」ように見えます。
しかし、実際にはPPAP パスワード運用には複数の構造的な問題が存在します。
「PPAP パスワード」が危険と言われる理由
1. 同一経路で送信されるリスク
Zipファイルとパスワードは分けて送られるとはいえ、どちらも同一経路のメールです。
もしメールが盗聴・誤送信された場合、両方が第三者に渡る可能性は否定できません。
2. マルウェア検知をすり抜ける
パスワード付きZipは、メールセキュリティ製品で中身を検査できないことがあります。
その結果、マルウェアが含まれていても検知されずに受信者へ届くケースが問題視されています。
3. パスワード管理の形骸化
実運用では、
- 毎回同じパスワードを使う
- パスワードが推測しやすい
- メール本文にヒントを書いてしまう
といったケースも多く、PPAPパスワードの形だけが残り、実質的なセキュリティが担保されていない状況になりがちです。
あわせて読みたい:歴史から学ぶ脱PPAP
なぜPPAPは見直されるようになったのか
行政・業界団体による問題提起
日本国内では、PPAPの廃止・見直しを表明する動きが広がりました。
背景には、以下のような理由があります。
- セキュリティ強化につながらない
- 運用コストが高い
- 利便性が低く、誤送信リスクが残る
「PPAP パスワード」で守っている“つもり”が、本質的な対策になっていないことが明確になったのです。
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PPAP対策として広がる代替ソリューション
クラウドストレージはPPAP対策として定着しつつある
脱PPAPソリューションとしての評価
Google Drive、OneDriveやBoxなどのクラウドストレージを使い、
- ファイルをストレージにアップロード
- アクセス用URLをメールで送付
という方法は、現在では脱PPAPソリューションとして一定の地位を確立しています。
- ファイルサイズ制限を回避できる
- アクセスログを取得できる
- 送信後の削除・権限変更が可能
といった点は、メール添付よりも優れていると言えるでしょう。
しかし、パスワード別送は残っていませんか?
一方で、実際の運用を見ると、
- URLとは別に、パスワードをメールで送っている
- 「念のため」とパスワード付きZipを併用している
といったケースも少なくありません。
この場合、URL+パスワードを同じメール経路、あるいは同じ人の判断に委ねている点は変わらず、根本的な課題は解消されていないと言えます。
URLリンク方式も万能ではない理由
メール経路の安全性は別問題
URLリンク型のファイル送信は、ファイル本体はメールに含まれないという点で一定の改善はありますが、リンク情報そのものはメールで送信されるケースがほとんどです。
つまり、メールが盗聴・誤送信された場合、リンクとパスワードが同時に第三者に渡るというリスクは残ります。
脱PPAPを実現するために重要な論点
ここまで見てきたように、
- クラウドストレージ
- URLリンク送信
はいずれも 脱PPAP対策として有効な選択肢ではあります。
しかし、パスワードをメールで別送する限り、通信経路の安全性が担保されない限り、根本的な解決にはなっていないという点は共通しています。
PPAP対策の本質は「パスワードをなくす」こと
PPAP対策を突き詰めると、論点は次の2点に集約されます。
- パスワード運用そのものをなくせるか
- 通信経路が暗号化されているかを確認できるか
単に手段を変えるだけではなく、パスワードに起因するリスクを排除する設計が求められています。
パスワードレスでPPAP対策を実現する「TLS確認機能」
この課題に対する一つの解が、クオリティアのメール誤送信防止サービスActive! gate SSの「TLS確認機能」です。
TLS確認機能は、受信メールサーバーがTLS対応しているかを確認し、暗号化された通信経路に対しては添付ファイルにパスワードをかけずに送ることもできる機能です。
これにより、
- パスワードを設定しない
- パスワードを別送しない
というパスワードレス運用でのPPAP対策が可能になります。
TLS確認機能は特許取得技術
このTLS確認機能は、電子メール送信システムに関する技術として、特許第7802377号(登録日:2026年1月9日)を取得しています。
独自の発想で「通信の安全性を送信前に確認する」というアプローチが、公的に認められた技術です。
まとめ:Active! gate SSによる「現実的なPPAP対策」
Active! gate SS は特許取得済みのTLS確認機能を標準搭載したサービスで、以下の特長を持ちます。
- パスワードレスでPPAP対策を実現
- クラウドストレージやURL送信に頼らない運用が可能
- 利用者の操作を大きく変えず導入できる
脱PPAP対策として、
- クラウドストレージ
- URLリンク送信
は市場に広く浸透してきました。
一方で、パスワードをメールで別送する運用が残っている限り、根本的な解決にはなりません。
これから求められるPPAP対策は、
- パスワードを使わない
- 通信経路の安全性を確認できる
- 人の判断に依存しない
という考え方です。
TLS確認機能を活用した Active! gate SS は、その到達点の一つとして、有力な選択肢と言えるでしょう。
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