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迷惑メールはなぜ届く?アドレス流出の原因と今すぐできる対策
公開日:2026.01.30
更新日:2026.01.30
コラム
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標的型メール攻撃対策メールセキュリティセキュリティ対策
目次
こんにちは。株式会社クオリティアです。
心当たりのない迷惑メールが大量に届き、自分のメールアドレスがどこかから漏れているのではないかと不安に感じた経験はありませんか。
迷惑メールは不快なだけでなく、個人情報を盗むフィッシング詐欺やウイルス感染といった深刻な被害につながる危険性をはらんでいます。
この記事では、迷惑メールが届く仕組みやメールアドレスが流出する主な原因を解説し、すぐに実行できる正しい対処法と効果的な予防策を紹介します。
そもそも迷惑メールはなぜ届くのか?
迷惑メールの送信者は、さまざまな方法で入手したメールアドレスリストに基づき、プログラムを利用して自動的かつ大量にメールを送るのが一般的です。
リストの入手経路には、サイバー攻撃による企業からの情報流出や、利用者を騙して登録させる悪質なWebサイト、あるいはプログラムによるアドレスの自動生成など、複数の手口が存在します。
このようにして集められたアドレスに対し、広告や詐欺、ウイルス付きのメールを無差別に送りつけているのが迷惑メールの実態です。
メールアドレスはこうして流出する!主な原因5選
迷惑メールが届くようになった背景には、多くの場合メールアドレスの流出が関係しています。
しかし、その原因は一つとは限りません。
普段利用しているWebサービスからの情報漏えいといった利用者では自分では防ぎようのないケースから、何気ない行動がきっかけで流出してしまうケースまでさまざまです。
ここでは、メールアドレスが流出する代表的な5つの原因について、それぞれの仕組みや背景を詳しく解説していきます。
自身の状況と照らし合わせ、考えられる原因を探ってみましょう。
原因1:Webサービスや企業からの情報漏えい
普段利用しているオンラインショッピングサイトや各種Webサービスが、外部からサイバー攻撃を受けた際に、登録していた個人情報が流出するケースがあります。
攻撃者は企業のサーバーに不正アクセスし、顧客リストに含まれる氏名、住所、電話番号、そしてメールアドレスなどの情報を盗み出します。
盗まれた情報は、攻撃者自身が利用するほか、ダークウェブなどを通じてほかの犯罪者や迷惑メール業者に売買されることも少なくありません。
この場合、利用者自身に落ち度がなくても情報が流出してしまい、ある日突然迷惑メールが届き始めるという事態に陥ります。
原因2:マルウェア・フィッシングによる窃取
特に警戒すべきなのが、マルウェアやフィッシング詐欺による情報の窃取です。悪意のある第三者が、業務連絡を装ったメールを通じてデバイスをウイルスに感染させたり、偽のログイン画面へ誘導したりすることで、直接メールアドレスを盗み出します。
例えば、取引先からの請求書や重要なお知らせを装ったメールに添付されたファイルを開くと、パソコン内のアドレス帳が丸ごと抜き取られる被害が発生します。また、フィッシングサイトでIDやパスワードを入力してしまうと、アカウント自体が乗っ取られ、登録されている連絡先リストが悪用されることも少なくありません。
このようにして窃取されたアドレスは、さらなる攻撃のターゲットとしてリスト化されます。自身だけでなく、仕事で関わる相手のアドレスまで流出させてしまうリスクがあるため、不審なリンクや添付ファイルには細心の注意が必要です。
関連記事:フィッシング詐欺のリスクとは?被害に遭わない方法や万が一の対処法を解説原因3:メール誤送信・Cc/Bccによるミス
ビジネスの現場において、メールの誤送信や宛先設定のミスは、意図せずメールアドレスを外部へ流出させてしまう大きな要因となります。特に、本来は「Bcc」で送信すべき複数の外部関係者へのメールを、 誤って全員のアドレスが可視化される「To」や「Cc」に入れて一斉送信してしまうケースは後を絶ちません。
このようなミスが発生すると、受信者全員に他者のメールアドレスが共有されてしまいます。受け取った側の中に悪意のある人物がいたり、その方のパソコンがウイルスに感染していたりする場合、流出したアドレスリストが名簿業者や迷惑メール送信者の手に渡るリスクが生じます。
仕事上の連絡だからと油断せず、一斉送信時には宛先設定に細心の注意を払う必要があります。たった一度の操作ミスが、自分だけでなく取引先や顧客のアドレスを迷惑メールの標的に変えてしまう可能性があることを、組織全体で強く認識しておくことが重要です。
原因4:プログラムによるランダムなアドレスの自動生成
メールアドレスがどこからも漏えいしていなくても、迷惑メールが届くことがあります。
これは、送信者がプログラムを使い、ランダムな文字列を組み合わせてメールアドレスを大量に自動生成し、手当たり次第にメールを送信しているためです。
この方法は「辞書攻撃」や「ブルートフォースアタック」とも呼ばれ、実際に使われているかどうかを問わず、考えられる組み合わせのメールアドレス宛に一斉送信します。
送信できたアドレスは「有効なアドレス」としてリスト化され、さらなる攻撃の対象となります。
この手口の場合、アドレス自体が外部に流出したわけではありません。
原因5:推測されやすい単純なメールアドレスの使用
自分の名前やニックネーム、誕生日、または「test」「info」のような単純な英単語を組み合わせたメールアドレスは、第三者から推測されやすい危険性があります。
特に、プログラムによってランダムなアドレスを生成する攻撃者にとって、このようなわかりやすいパターンは格好の標的です。
例えば、「tarou.yamada@example.com」や「19900101@example.com」といった形式は、自動生成プログラムの初期ターゲットに含まれやすくなります。
アドレスが単純であるほど、攻撃者がランダムに生成したアドレスと一致する確率が高まり、結果として迷惑メールを受信するリスクが増大します。
要注意!迷惑メールに潜む危険な手口の具体例
迷惑メールは単に受信トレイを汚すだけでなく、受信者を騙して金銭や個人情報を盗み取ろうとする悪質な手口の温床となっています。
その手口は年々巧妙化しており、一見しただけでは迷惑メールと見抜けないケースも増えています。
ここでは、特に注意すべき代表的な迷惑メールの手口を具体的に紹介します。
これらの危険性を正しく理解し、万が一同様のメールが届いても冷静に対処できるように備えることが重要です。
手口1:請求書・見積書を装ったメール
業務で日常的にやり取りされる「請求書」や「見積書」を巧妙に装ったメールです。送信者は実在する企業名や取引先の名を騙り、「お振込口座変更のお知らせ」や「注文書送付の件」といった、受信者が思わず開封してしまうような件名で送りつけます。
この手口の最大の目的は、メールに添付されたファイルを実行させ、パソコンをマルウェアに感染させることです。添付されているExcelやPDFファイルを不用意に開くと、デバイス内の情報が盗まれたり、外部から遠隔操作されたりするリスクがあります。
一見すると不自然な点がないように見えますが、 送信元のメールアドレスが公式なドメインと微妙に異なっていたり、本文の日本語に違和感があったりすることが特徴です。少しでも身に覚えのない内容であれば、添付ファイルには決して触れず、電話などの別手段で事実確認を行うことが重要です。
手口2:ID・パスワードを盗むフィッシングメール
フィッシングメールとは、実在する銀行、ショッピングサイト、クレジットカード会社などを装い、偽のWebサイトへ誘導して個人情報を盗み出す極めて巧妙な詐欺手法です。
メール本文には「アカウントの不正利用を確認したため、至急パスワードを更新してください」や「お支払い方法の確認が必要です」といった、受信者の不安や焦りを煽る文言が並んでいます。記載されたURLをクリックすると、本物と見分けがつかないほど精巧に作られた偽のログイン画面が表示され、そこで入力したID、パスワード、クレジットカード番号などがすべて攻撃者に奪われてしまいます。
近年では、正規のサービスから送信された通知メールのレイアウトを完全に模倣するなど、見た目だけで判断することが非常に困難になっています。少しでも不自然な点を感じた場合は、メール内のリンクは使わず、あらかじめブックマークしていた公式サイトや専用アプリから状況を確認する習慣を身につけることが、被害を防ぐための重要なポイントです。
手口3:心当たりのない料金を請求する架空請求詐欺
利用した覚えのない動画サイトの利用料や、会員サービスの未納料金などをでっち上げ、支払いを要求する詐欺の手口です。
メールには「支払わない場合は法的手続きに移行する」といった脅し文句が書かれていることが多く、受信者の不安を煽って冷静な判断力を奪い、指定の口座へ振り込ませたり、電子マネーでの支払いを要求したりします。
近年では、宅配便の不在通知などを装ったsmsから偽サイトに誘導し、個人情報を入力させて高額な料金を請求する手口も増えています。
身に覚えのない請求には一切応じず、完全に無視することが鉄則です。
手口4:取引先になりすました“なりすましメール”
企業を狙うサイバー攻撃の中でも、特に巧妙で被害が深刻化しやすいのが、実在の取引先や担当者を装う「なりすましメール」です。この手法は、過去に交わした本物のメールの件名や本文の内容をそのまま引用したり、送信元アドレスを公式ドメインと一文字違いにするなど、視覚的に見分けることが困難なほど精巧に作られています。
受信者は日常的な信頼関係がある相手からの連絡だと思い込み、警戒心を持たずに添付ファイルを開封したり、偽のWebサイトへ誘導するリンクをクリックしたりしてしまいます。その結果、端末がマルウェアに感染して機密情報が流出するだけでなく、偽の振込先を指定されて多額の資金を詐取されるといった重大な金銭的被害を招くこともあります。
メールの内容に少しでも不自然な点や違和感を覚えた際は、返信機能を使わず、あらかじめ把握している電話番号や社内チャットなどの別手段を用いて、相手方に直接事実確認を行う姿勢が不可欠です。
手口5:社内担当者を装ったメール(CEO詐欺)
CEO詐欺は、自社の経営層や役員になりすましてメールを送りつける極めて悪質な手口です。ビジネスメール詐欺(BEC)の代表格であり、社長や上役の名前を騙って「極秘プロジェクトの至急案件」といった名目で偽の指示を出すのが大きな特徴です。
受信者は、上司からの緊急かつ重要な依頼だと信じ込み、心理的なプレッシャーから確認を怠り、指定された口座へ多額の資金を振り込んでしまう被害が相次いでいます。本文には受信者の所属部署や役職に合わせた巧妙な言葉が並び、一見すると不審な点がないように作り込まれています。
こうした詐欺は、事前に組織図や社員の情報を調査した上で実行されるため、社内ルールを逸脱した指示には注意が必要です。たとえ上司からのメールであっても、振込や機密情報の提供を求める内容であれば、電話や社内チャットなど別の手段で直接本人に事実確認を行うことが、被害を未然に防ぐ鍵となります。
迷惑メールが届いてしまった時にやるべき正しい対処法
どれだけ注意していても、迷惑メールが届いてしまう可能性はゼロではありません。
重要なのは、実際に迷惑メールを受信してしまった際に、慌てず冷静に、そして正しく対処することです。
誤った対応は、被害をさらに拡大させる原因になりかねません。
ここでは、迷惑メールが届いた時に実践すべき基本的な対処法を5つ紹介します。
これらの原則を守ることで、フィッシング詐欺やウイルス感染などのリスクを大幅に減らすことができます。
対処法1:メールは開封せずにゴミ箱へ移動する
迷惑メールや不審なメールだと判断できる場合、最も安全な対処法はメールを開封せずにそのまま削除することです。
メールを開封するだけで、HTMLメールに埋め込まれたプログラムが作動し、送信者に「このメールアドレスは現在使われている」という情報が伝わってしまう危険性があります。
これを「ウェブビーコン」と呼びます。
アドレスが有効だと知られると、さらに多くの迷惑メールが送られてくる原因になります。
件名や送信元アドレスで明らかに迷惑メールとわかるものは、中身を確認せず、すぐにゴミ箱へ移動させましょう。
多くのメールサービスでは、ゴミ箱内のメールは30日などの一定期間が経過すると自動的に完全削除されます。
対処法2:本文中のURLや添付ファイルは絶対にクリックしない
迷惑メールの最も危険な要素は、本文中に記載されたURLと添付ファイルです。
これらのリンク先には個人情報を盗むためのフィッシングサイトが用意されていたり、クリックするだけでウイルスに感染するサイトにつながっていたりします。
また、添付ファイルには、デバイスを乗っ取ったりデータを破壊したりするマルウェアが仕込まれている可能性が極めて高いです。
たとえ送信元が知人や取引先を装っていても、内容に不審な点があれば安易に信用してはいけません。
少しでも怪しいと感じたら、URLや添付ファイルには絶対に触れないことを徹底してください。
対処法3:送信元への返信や問い合わせは行わない
迷惑メールに対して「配信を停止してください」といった内容で返信したり、文句を伝えたりすることは絶対に避けるべきです。
送信元に返信するという行為は、そのメールアドレスが現在アクティブに使われている「生きているアドレス」であると、迷惑メール業者に自ら教えてしまうのと同じです。
有効なアドレスであると確認されると、その情報は業者間で共有・売買され、結果としてさらに大量の迷惑メールが届くようになります。
架空請求メールに記載された問い合わせ先に連絡するのも同様です。
迷惑メールは、一切反応せずに無視するのが最も効果的な対処法です。
対処法4:メールソフトの迷惑メール報告機能を活用する
GmailやOutlook、Yahoo!メールといった主要なフリーメールサービスや、多くのメールソフトには「迷惑メール報告」機能が備わっています。
この機能を活用して受信した迷惑メールを報告すると、その情報がサービス提供者に送られ、迷惑メールフィルターの学習データとして蓄積されます。
これにより、メールサービスのフィルター精度が向上し、将来的には類似の迷惑メールが自動的に迷惑メールフォルダーに振り分けられたり、ブロックされたりするようになります。
自分だけでなく、ほかのユーザーにとっても迷惑メール対策の強化につながるため、積極的に活用することをおすすめします。
対処法5:携帯キャリアが提供する受信拒否設定を強化する
ドコモやau、ソフトバンクといった主要な携帯キャリアは、法人・個人問わず利用可能な強力な迷惑メール対策サービスを提供しています。これらのサービスを適切に設定することで、特定のメールアドレスやドメインからの受信を個別に拒否するだけでなく、「URL付きメールの一括拒否」や「携帯電話・PHS以外からの受信制限」といった高度なフィルタリングが可能です。
設定は各キャリアのマイページやサポートサイトから、受信状況に応じて段階的に強度を調整できます。PCメールからのなりすましをブロックする機能なども充実しているため、業務でモバイル端末を利用する際も、これらの標準機能を活用することで不要なメールの流入を大幅に抑制できます。
今後の迷惑メールを効果的にブロックするための予防策
迷惑メールへの最善の対策は、そもそも迷惑メールが届かないように日頃から備えておくことです。
一度流出してしまったメールアドレスを完全に消し去ることは困難ですが、これからの行動に注意を払うことで、新たな流出を防ぎ、迷惑メールを受信するリスクを大幅に低減させることが可能です。
ここでは、将来的な迷惑メールを効果的にブロックするために、今日から実践できる4つの予防策を紹介します。
少しの心がけが、安全なメール環境を守ることにつながります。
予防策1:普段使いとは別に登録用の「捨てアドレス」を作成する
業務において、メインのメールアドレスが迷惑メールの標的になると、重要な取引先からの連絡が埋もれるだけでなく、ウイルス感染による機密情報漏えいのリスクも高まります。こうした事態を防ぐためには、用途に応じたメールアドレスの使い分けが極めて有効です。
具体的には、信頼性が不明なWebサービスへの登録や、各種イベントの資料請求、外部セミナーへの申し込み用として、普段使いとは別の「捨てアドレス」を準備します。Gmailなどのフリーメールを活用して作成すれば、万が一そのアドレスに不審なメールが急増しても、業務の根幹に関わるメインアドレスの安全性は維持されます。
リスクが顕在化した際には、そのサブアドレスを破棄して新しく作り直すだけで対応できるため、ビジネスにおける危機管理としても非常に合理的な手段です。メインのアドレスを外部に露出させる機会を最小限に抑えることが、情報セキュリティを強固にする第一歩となります。
予防策2:信頼できないWebサイトにはメールアドレスを登録しない
メールアドレスは重要な個人情報であるという意識を持ち、登録するサイトが信頼できるかどうかを慎重に見極めることが重要です。
特に、運営者情報が明記されていないサイトや、個人情報の取り扱いについて定めた「プライバシーポリシー」の記載がない、あるいは内容が曖昧なサイトへの登録は避けるべきです。
また、あまりにも都合の良い条件を提示する懸賞サイトや、セキュリティが脆弱そうな小規模なサイトへの登録もリスクが伴います。
少しでも怪しいと感じたら、メールアドレスの登録は見送るという判断が必要です。
予防策3:SNSのプロフィールなどにメールアドレスを公開しない
SNSのプロフィール欄やブログなど、不特定多数が閲覧できる場所にビジネス用のメールアドレスを掲載することは、セキュリティの観点から推奨されません。
悪意のある業者は、クローラーと呼ばれる自動収集プログラムを用いて、インターネット上に公開されているメールアドレスを機械的にリスト化しています。一度こうしたリストに登録されると、組織的な迷惑メールの標的となり、業務に支障をきたす恐れがあります。
取引先や顧客との連絡手段を公開する必要がある場合は、メールアドレスを直接テキストで記載するのではなく、専用のお問い合わせフォームを設置するのが効果的です。フォームには画像認証などのロボット対策を施すことで、自動収集プログラムによる攻撃を物理的に遮断できます。また、SNS上での連絡には各プラットフォームが提供するダイレクトメッセージ機能を活用し、信頼関係が構築された相手にのみ、安全な手段で連絡先を伝える運用を徹底することが重要です。
予防策4:セキュリティ対策ソフトを導入して保護を強化する
総合的なセキュリティ対策ソフトをパソコンやスマートフォンに導入することは、非常に有効な予防策です。
多くのセキュリティソフトには、高機能な迷惑メールフィルターが搭載されており、受信したメールを自動で分析して迷惑メールを隔離してくれます。
さらに、フィッシング詐欺サイトを検知してブロックする機能や、メール経由でのウイルス感染を防ぐ機能も備わっています。
これにより、万が一迷惑メールを開いてしまったり、危険なリンクをクリックしてしまったりした場合でも、被害を未然に防げる可能性が高まります。
迷惑メールに関するよくある質問
ここまで迷惑メールの原因や対策について解説してきましたが、まだ解決しきれない個別の疑問や不安が残っているかもしれません。
ここでは、迷惑メールに関して特に多くの人が抱きがちな質問とその回答をまとめました。
「もしも」の状況に備え、正しい知識を身につけておくことで、いざという時に冷静に対応できるようになります。
具体的な疑問を解消し、迷惑メールに対する不安を少しでも和らげるための参考にしてください。
迷惑メールを間違えて開いてしまったらどうすればいいですか?
メールを開封しただけですぐに被害が発生する可能性は低いですが、本文中のURLや添付ファイルは絶対に開かないでください。
速やかにそのメールを削除し、念のためお使いのデバイスでウイルススキャンを実行するとより安全です。
もし個人情報を入力してしまった場合は、速やかに関係各所(サービスの運営元やカード会社など)へ連絡し、パスワードの変更やカードの利用停止手続きを行ってください。
自分のメールアドレスから迷惑メールが送られてくるのはなぜですか?
第三者が送信元アドレスを偽装する「なりすまし」という手口である可能性が非常に高いです。
この場合、あなたのアカウントが乗っ取られているわけではなく、迷惑メール業者があなたのメールアドレスを勝手に送信元として悪用しているだけです。
ただし、万が一の不正ログインの可能性も否定できないため、念のためパスワードを変更し、可能であれば二段階認証を設定するなどのセキュリティ強化をおすすめします。
迷惑メールの配信停止リンクをクリックしても問題ないですか?
絶対にクリックしてはいけません。
迷惑メールに記載されている「配信停止」や「登録解除」のリンクは、そのメールアドレスが現在も利用されているかを確認するための罠であることがほとんどです。
クリックすると、あなたのメールアドレスが有効であることが送信者に伝わり、さらに多くの迷惑メールが送られてくる原因になる可能性があります。
このようなリンクは無視し、メールごと削除するのが最も安全な対応です。
まとめ
迷惑メールが届く原因は、サービスからの情報漏えいや悪質なサイトへの登録、プログラムによるアドレスの自動生成など多岐にわたります。
その手口も、個人情報を盗むフィッシング詐欺やウイルス感染を狙うものなど、年々巧妙かつ悪質化しています。
こうした脅威から自身を守るためには、「開封しない、クリックしない、返信しない」という基本的な対処法を徹底することが不可欠です。
さらに、普段から捨てアドレスを使い分けたり、信頼できないサイトには登録しない、セキュリティソフトを導入するといった予防策を講じることで、迷惑メールのリスクを大幅に減らすことができます。